株式会社ムロオは「フレッシュ」を基本テーマとして、様々な人とモノを繋げていく物流事業を展開している企業です。サービスの多様化や品質の向上といった、社会・地球どちらにも貢献するムロオの事業内容や方針について見ていきましょう。
良質さが魅力のブルーライン便
物流事業を展開する株式会社ムロオを支える大きな事業の一つが、「ブルーライン便」と呼ばれるチルド混載便です。ブルーライン便は国内最大規模を誇る、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯物流として知られており、最小限の輸送で商品をスピーディーに届けられる点が強みです。冷凍専用車両による大型配送をはじめ、冷蔵・冷凍の二層式車輛、新たに登場した3温度帯の配送車両を駆使した、多岐にわたる商品輸送に対応できる柔軟性が魅力です。
実際に同社が対応している事例では、パッケージング工場をムロオ配送センターに併設することにより、ダイレクトかつエコロジーに配慮した流通システムの展開を進めています。大手食品会社の生麺パッケージング工場にはすでに同社センターに併設されており、全国への迅速かつ広範にわたる配送と、食品ロスの削減に貢献しています。ムロオで独自に構築された低温物流拠点を駆使し、へき地や遠隔地にも効率的な配送を実現しているのです。
迅速なオペレーションサービス
株式会社ムロオではブルーライン便に加えて、商品の品質管理や在庫管理、配送先ごとの仕分け作業といった業務を代行する「オペレーションサービス」も展開しています。取引先企業の「物流部門」として重要な役割を担い、社会環境やニーズに合わせた提案を行っています。物流に携わって長い実績と歴史を持つムロオならではのノウハウを活かして、自社人材による商品の流通機能を一括機能して請け負い、企画・設計・運営までワンストップで提供。顧客企業にとっての頼れるサポート役として高い機動性を発揮しています。
ムロオのセンターは全国エリアを対象に幅広く展開しており、量販店の店舗向けに商品の保管・仕分け・出荷サービスを提供しています。チェーンストアの流通機能を一手に担いながら営業戦略を支える「チェーンストア配送」や、大手コンビニチェーンの地域配送を請け負う「コンビニエンスストア配送」など、同社が引き受けてきた実績は多数。ファーストフード店からファミリーレストランまで、あらゆる業態に対応するフードビジネス配送も対応しています。
専門性を活かした取り組み
物流事業を通して独自の専門性を極めてきた株式会社ムロオでは、このノウハウを活かして環境への取り組みや安全に対する取り組み、災害復興支援やボランティアなど様々な取り組みを見せています。食品物流センターでの配送業務を通したノウハウは、環境への配慮や燃費・CO2排出についての取り組みにアドバンテージを持っています。
車輛事故の未然防止や事故・違反を抑止するドライバー教育にも力を注ぐほか、災害時の被災地緊急支援・復興活動なども展開し、サービスの提供だけでなく社会全体への貢献にも精力的です。